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| ■コ・パイロットによる飛行 | ||||||
| テストはコ・パイロットをヒロボーのシャトルZXX(32エンジン機)に搭載し行いました。 エンコンスティックをゆっくり上げていくと機体は水平のまま、他の舵に触れる必要もなく垂直上昇していきます。安定装置を搭載していない通常のヘリのように、離陸直前に右エルロンで機体を抑え込む必要がありません。 コ・パイロットのゲインを最大にして飛行させてみた感覚では、機体の姿勢を気にすることなくホバリングできます。機体の姿勢はコ・パイロットが自動的に水平を維持するように、コントロールしてくれるので、操縦者は姿勢を気にすることなく、ヘリを移動させたい方向にエルロンまたはエレベーターのスティックを倒すだけで、意図する方向にヘリを動かすことができます。 例えばエレベーターを一瞬大きくダウンに打ってすぐにニュートラルに戻す操作をした場合、スティックを打った瞬間だけヘリは機首を下げてお辞儀をしますが、スティックがニュートラルに戻すと同時にヘリの姿勢もすぐに水平に戻ります。この間、ヘリは少し前に移動しますが、走りだすことがありません。(安定装置の無いヘリで同様のことを行ったら、ヘリは滑るように走りだしてしまうでしょう。)逆にヘリを走らすには、しばらく舵を打ち続ける必要があります。 また、コ・パイロットのゲインが最大の場合には、全体的に舵が重くなったような操縦感がします。スティックを倒すと機体の姿勢もスティックの倒した方向に傾こうとしますが、コ・パイロットの方は機体を常に水平にしようと頑張るため、舵が重くなったような感じがするのでしょう。 チョン打ちに対しては、ヘリは一応反応しますが、スティックがすぐにニュートラルに戻っていさえすれば、ヘリが滑るように走りだすことがありません。 通常このような安定装置を搭載していないヘリは、機体を動かしたい方向に移動させるための操作と機体の姿勢が崩れないようにするための操作を常に同時に行う必要がありますが、コ・パイロットを使用すれば、ちょっと大げさかもしれませんが、ヘリを動かしたい時と止めたい時だけ、スティック操作すればよいという感じです。ですので、上空高くヘリを上げてホバリングさせることも、恐怖感なく行えます。 RCヘリにカメラを積んで行う空撮では、上空でヘリの動きを止めて撮影する必要があるので、空撮などを行う目的にはコ・パイロットは最適な安定装置だといえるでしょう。 RCヘリを飛ばしたことがない人でもコ・パイロットを搭載したヘリなら、それほど練習せずとも、すぐにホバリングができるようになると思います。しかし、逆にこれのみの練習ですと、安定装置を搭載していない通常のヘリはいつまでたっても飛ばせるようにならない恐れがあります。慣れるに従い、コ・パイロットのゲインを下げて、少しずつ通常のヘリの特性に近づけるようにしたほうがよいでしょう。 |
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![]() 抜群の安定性でホバリングするコ・パイロット搭載のシャトル |
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| 以上ののようにコ・パイロットを使用すれば、ヘリコプターもずいぶん楽に操縦できるようになることは確かですが、コ・パイロット搭載のヘリが癖がなくちゃんと飛ぶようにするには、コ・パイロットの設定以前に機体の調整がしっかりできている必要があります。また、フライト環境毎にセンサーのキャリブレーション作業が必要です。(たった2アクションのみなので、慣れれば簡単にできそうです。) 初心者の方はコ・パイロットの取付け及び飛行調整は、機体の調整及び、ヘリの飛行が問題なくできるベテラン方に依頼されることをお勧めします。 |
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| ■コ・パイロットの搭載 | ||||||
| コ・パイロットを機体に取り付ける前に、使用する機体が正しく機能していなくてはなりません。整備・飛行調整など全てが正しく行われている機体において、コ・パイロットはその性能を発揮します。 コ・パイロットの取り付け自体は簡単です。センサーをヘリのテールパイプの中ほどに、ジャイロを搭載する時と同様に両面テープなどで固定します。 この時の注意点として、センサーにマフラーからの排気熱やオイルなどがかからないよう、取付位置を選んでください。また、センサーが水平線を検出する延長線上にに、視界を遮る物が無い位置に取り付けることが重要です。 コ・パイロットコンピューターはスポンジなどで包んで、防振対策の上、受信機やバッテリーを搭載している付近に搭載すればよいでしょう。 後はマニュアル通りに、エルロン用サーボ、エレベーター用サーボ、及びキャリブレーション用プッシュスイッチのコネクターをコ・パイロットコンピューターに接続します。また、コ・パイロットから出ている3本のコネクターを受信機のエルロン、エレベーター、及び空きチャンネルに挿入します。最後にセンサーとコンピューターを付属のフラットリボンケーブルで接続すれば、接続関係はOKです。 この時、フラットリボンケーブルは機体の回転部や駆動系(メインギアやリンケージなど)に接触したり、巻きつかないようにインシュロックなどでしっかり固定しておきます。 |
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![]() コ・パイロット取付の様子 |
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![]() センサーはアルミ板で製作したマウントに振動吸収性の高い両面テープ(ホームセンターなどで入手可能)で貼り付け、マウントをテールパイプにインシュロックで縛り、取り付けた。 テールパイプとアルミ製のマウントの間にも振動吸収性に優れたラバーテープ(これもホームセンターなどで入手可能です。)を貼り、防振対策している。 |
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| ヘリコプターはホバリングで停止している時には、テールローターの推力により横に流れるドリフトを抑えるために、少し右に傾いてホバリングします。 このドリフトによる傾きを補正するために、センサーはテール側から見て、少し左に傾けて(約3°程度)搭載します。 |
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![]() コンピューターは受信機やジャイロアンプ搭載部に乗せ、輪ゴムで軽く固定しただけです。 メカルームが「脳みそ」状態ですが、あしからず(^^;) |
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![]() キャリブレーション用のプッシュスイッチはスキッドにインシュロックで縛り付けた。 |
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| センサーのキャリブレーションを行うため、機体を横に倒した状態でスイッチを押す必要があるので、機体を横にした状態で押しやすい位置に固定するとよいでしょう。 スイッチは機外にブラブラさせたりしないでください。また、振動や不意に触れたりしない位置に、しっかり固定しておきます。 |
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| ■コ・パイロットの初期設定 以上のようにコ・パイロットを機体に取り付けられたら、次にコ・パイロットの初期設定を行います。初期設定では、コ・パイロットに接続された、エレベーターサーボやエルロンサーボがセンサーからの信号により、正しい方向に動作するように、本体のディップスイッチの設定を行います。また、コ・パイロットゲインが送信機のトグルスイッチやボリュームで正しくON/OFFできるかなどについても確認を行います。 最後に、トリム調整を行えば初期設定は完了です。(詳しくは付属のマニュアルに記載されています。) |
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| ■フィールドキャリブレーションの設定 コ・パイロットは赤外線の目を持っていますが、飛行させる場所により、赤外線の温度分布が違います。そのため、あらゆる場所で効果を発揮するため、インフラレッド・フィールド・キャリブレーション(赤外線補正)を行い、システムの最適化を図ります。 フィールドキャリブレーションは次の手順で行います。 |
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| ※天候が変わったり、気温が急激に変化したり(夏の早朝と日中など)、違う場所に移動した場合には、もう一度フィールドキャリブレーションを行ってください。 |
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| ■プレフライトチェック 以上でコ・パイロットの設定は完了ですが、飛行前に必ずコ・パイロットが正常に機能するか、動作の確認を行います。 機体を持ち上げ、機首を下げるとエレベーターがアップに、逆に機種を上げるとエレベーターがダウンになるか確認します。また、機体を左に傾けるとエルロンが右に、機体を右に傾けるとエルロンが左に動作すればOKです。これで飛行するための準備が整いました。 |
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