めざせ単独飛行!
その1. 独学でフライトテクニックをマスターするには

5.ュレーターによる練習方法について

 シミュレーターの設定がだいたいできたら、さっそく練習してみます。
 飛行機でもヘリでも、ラジコンは初めてというほとんどの人は、まず、まともに飛ばせないのが普通です。これを最初から、実際の模型で練習していたら、恐ろしいことになることが、この時すぐに解かっていただけると思います。シミュレーターで練習していると、1日に100回墜落するのだって楽勝だからです。もちろん、当の本人は墜落させようと思って墜落させているわけではありません。
 ラジコンの操縦が難しく感じるのは、実際に乗って運転する車やバイクと違い、目で見た情報だけで判断しなければなならいこと、そして、その目で見た情報というのも、飛んでいる機体から見た情報ではなく、離れた位置から見た情報でしかないためです。さらに、操作しなければならない舵が多いのも原因の一つです。 難しい原因はいくつもありますが、心配する必要は全くありません。シミュレーターを使って練習していると、誰でも必ず飛ばせるようになるのですから、不思議なものです。

 前置きが長くなりました。肝心の、練習方法についてですが、最初はまず、「こうスティックを動かしたら機体がこう動く」という各舵の方向を身に付ける必要があります。頭で覚えたら、今度は体(指といったほうが適切かも)で覚えられるまで繰り返し練習します。 一度に長時間練習するより、できれば5分でも10分でも、毎日練習することをお勧めします。 最初はまともに飛ばなかった飛行機やへりが、回数を重ねるうちに飛ぶようになってきます。
 ある程度舵の使い方がわかってきたら、次は機体任せに走らせるのではなく、飛行機の場合なら、「この辺でターンさせ、このコースに入れて」という具合に自分が決めたコースを飛ばせるように意識的に練習します。また、ヘリの場合でしたら、「この位置から動かないようにホバリングを続けよう」などと決め、練習するわけです。
 このようにトレーニングメニューを上達の度合いに応じて、自分で作り、それができるようになるまで練習します。 ただ漠然と、練習しているより、トレーニングメニューを決めて消化していくやりかたの方が、断然、上達が早いはずです。

 シミュレーターでどのくらい練習すれば、実際に模型を飛ばせるのでしょうか。
 明確な答えはありませんが、私はアクロバットなどは別として、少なくてもシミュレーターで完全に通常の飛行(離陸、水平飛行や着陸、ヘリの場合はホバリングも)ができるまでは実際に模型を飛ばすのは控えた方が良いと思っています。言いかえると、ュレーターで完全に飛ばせないと、実際に模型を飛ばすのは危ないということです。危ないというのは、せっかく作った模型を壊すかもしれないという意味です。「壊すことを恐れていたら、上手くなんかならないよ」と諸先輩から反論されそうですが、私はできるだけ機体を壊さないほうが、機体の修理に時間を奪われないので、数多く練習でき、結果的には早く上達することができると思っています。
 シミュレーターではいろいろ冒険を試して、墜落もするけど、実際のフライトではシミュレーターでできるようになったことはやっても、冒険は控えるというをスタイルをとれば、墜落回数は最小限にできると思います。

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