| めざせ単独飛行! | |
| その1. 独学でフライトテクニックをマスターするには | |
4.シミュレーターで練習するには
ラジコンは初めてという方は、すぐにラジコン用品全てを買い揃える必要はないと思います。
シミュレーターで充分練習して、自信ができた時点で、模型のキットや充電器などを買い求めればよいでしょう。 ただ、シミュレーターで練習するにはコントロ−ラ付のシミュレーターを除いては、別途、トレーナージャック付の送信機(プロポ)が必要です。そして、パソコンが必要なこというまでもありませんが。
トレーナージャックは2台の送信機をトレーナーコードでつなぐためのジャックで、一方の送信機が親機(熟練パイロット側)となり、もう一方の送信機が子機(初心者側)となります。本来は親機側のスイッチ操作1つで、操縦者を親機側に切換えたり、子機側に切換えたりするもので、その言葉通り実際に飛行させながら、危なくなった場合、親機を持った熟練パイロットに瞬時に操縦を代わってもらうことができる練習のための機能です。このトレーナージャックはほとんどの空用プロポに備わっていますが、一部低価格のプロポには付いてない場合もありますので、購入前に確かめてください。
シミュレーターによってはDSCジャックが利用できるものがあります。このDSCジャックのDSCとはダイレクトサーボコントローラーの略で、飛行前に送信機と受信機を専用コードでつなぎ、電波を出さずに各舵のチェックを行うことができる機能のことです。この専用コード(DSCコード)を送信機に接続するためのジャックのことをDSCジャックと呼んでいます。DSCジャックは中級者クラス以上対象のプロポには装備されています。
空用プロポには飛行機用とヘリコプター用があるので、自分がやりたいほうのタイプを選んでください。プロポは将来実際に飛行する時にも使用するので、納得のいくものを選んだ方がよいかもしれません。これから「空もの」ラジコンを始めるのなら、信頼性、安全性の高いPCMタイプのプロポをお勧めします。ぜひ検討してみてください。
(ご注意)
空用プロポの例 飛行機用 ヘリ用 中級者向
フタバ
FF8A Super
PCM1024/PPM(FM)方式
chセレクトトレーナー機能、DSC機能あり
JRプロポ
X−3810 A.D.T
SYSTEM G8FSDS
SPCM/PPM(FM)方式
トレーナー機能、DSC機能あり
フタバ
FF8H Super
PCM1024/PPM(FM)方式
chセレクトトレーナー機能、DSC機能あり
JRプロポ
X−3810 A.D.T
SYSTEM G8HSDL
SPCM/PPM(FM)方式
トレーナー機能、DSC機能あり
初心者向
フタバ
FF6A Super
PCM1024/PPM(FM)方式
トレーナー機能あり
JRプロポ
MAX66U
SYSTEM E6S
SPCM/PPM(FM)方式
トレーナー機能、DSC機能あり
フタバ
FF6H Super
PCM1024/PPM(FM)方式
トレーナー機能あり
JRプロポ
MAX66U
SYSTEM E6SHG
SPCM/PPM(FM)方式
トレーナー機能、DSC機能ありフタバ社のホームページはこちら JRプロポ社のホームページはこちら
便宜上、初心者向、中級者向などの表現を用いています。 初心者は初心者向のプロポを使用したほうがよいというわけではありまん。予算や好み、機能、性能を考慮して選べばよいでしょう。
(ご参考)
・PCM(Pulse Code Modulation)パルス符号変調のことで、電波に信号をのせる前の信号の変換方式。・PPM(Pulse Position Modulation)
プロポのスティックの操作量(アナログ値)をPCM変調により、数値(ディジタル値)に変換した信号を、AMやFMなどの変調方式により電波にのせる。
PPM方式に比べ、ノイズや妨害電波に強く、またコントロールできる距離が格段に長くなるといった特長がある。信頼性が高いので、特に空もののラジコンにお勧め。パルス位置変調のことで、電波に信号をのせる前の信号の変換方式。シミュレーターソフトとプロポが揃ったら、シミュレーターソフトをパソコンにインストールし、プロポとパソコンを付属のケーブルで接続します。これで、いよいよ練習開始といきたいところですが、その前に機体の各種パラメータや環境設定を行う必要があります。まだ、一度もラジコンを飛ばしたことがない人にとって、この機体の設定を最初から完璧に行うのは、まず、無理と思います。というのは、操縦経験がないので、シミュレーターの飛行フィーリングが実際の操縦感覚と違っていても分からないからです。ベテランのフライヤーでさえ、自分が所有する機体とシミュレーターの飛行フィーリングを同じフィーリングにするために、何度もカットアンドトライを繰り返しているそうです。
プロポのスティックの操作量(アナログ値)をPPM変調により、パルスの位置情報(アナログ値)に変換した信号を、AMやFMなどの変調方式により電波にのせる。
PCM方式に比べ、ノイズや妨害電波には弱いが、システムとしては小型で安価にできるので、従来から広く用いられている方式。
購入したシミュレーターに標準的な機体データが用意されている場合は、最初のうちはこれを使えばよいでしょう。ただ、使っているパソコンによっては、同じ設定値でも、フィーリングにかなり違いがでる場合があるので、若干の設定変更が必要になるかもしれません。
最初は上手に飛ばすことよりも、基本的な舵の方向をマスターすることが大切なので、シミュレーターの設定にあまり神経質にならなくてよいと思います。 時間があれば、シミュレーターを置いている模型店や知人を訪ねて、他人のシミュレーターを使用させてもらってはどうでしょうか。 そうすれば、シミュレーター設定の参考にになると思います。
シミュレーター設定の目安について、下記に簡単まとめましたので、参考にしてください。この設定は一般的なスポーツ機レベルをターゲットにしています。
シミュレーター設定の目安 各舵の動き
(飛行機、ヘリ共通)スティック操作に対して、機体の姿勢の変化が早すぎたり、遅すぎたりせず、リニアに動くレベルに設定する。スティックを倒した分だけ、機体の姿勢が変化する感じ。
スティックを一旦倒して、再びスティックをニュートラルに戻した場合、機体の姿勢の変化がすぐに止まる(いきすぎることがない)のが理想。
但し、ラダーの舵だけは、ヘリはスティックを大きく倒すと機首がクルクルと回転(ピルエット)できるのに対し、飛行機の場合は尾翼を少し振る程度で、機首が回転することはないのでご注意ください。風・突風など 最初は風や突風の設定がしてあると、練習がかえってやりにくいで、風の設定は殺しておく。飛行場の建物や障害物など 全く障害物がない設定よりも、パイロットの近くにちょっとした障害物を設定しておくほうが、位置関係がつかみやすく、また、障害物を意識するため、飽きがこない。上達も早くなるかもしれない。 飛行機の場合 エンコンスティックニュートラル(中立位置)で、機体が上昇したり下降せずに、水平飛行できるように設定。
エンコンスティックをハイにしても機首が上向きにならずに、機速のみ早くなるのが理想。
水平飛行中にエンコンスティックを最スローにすると、機体の姿勢が急に下向きにならずに、徐々に高度を下げながら、姿勢も徐々に下向きになるように設定。ヘリの場合 エンコンスティックニュートラル(中立位置)で、機体が上昇したり下降せずに、ホバリングできるように設定する。
エンコンスティックを急に最スローにすると、機体が急にドスンと落ちる感じではなく、スーッと落ちる感じに設定。
エンコンスティックを徐々に上げて、ヘリが地面から離れる瞬間、機首が少し左方向に向こうとするくらいがちょうどよい。一旦上昇した後は、スティックを触らない限り、機首方向が動かないのが理想。
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